インテの頒布物はコミケと同じになります。 コピーいけるかなと思ったんですけど、4時の今、ちょっと無理そうなんで今回は諦めました…楽しみにしてくださってた方いらっしゃいましたら申し訳ないです。 10/10のジャン誕プチには参加するので、そちらでオフなりコピーなりで形にしようと思います。 ホントすみません…とりあえず出るまでちょっと寝てきます。 |
昨日帰ってきました。お疲れさまでしたー! 当日、来て下さった皆様、話しかけて下さった皆様、遊んで下さった皆様。本当にありがとうございました!色んな差し入れもありがとうございます。実はもちょっとだけ修羅場してるので、そのお供にもぐもぐ頂きます。もぐもぐ。おいしい嬉しい…本当にありがとうございます。 当日、思ったよりも日光が照ることも、温度湿度が上がることもなく、まだ過ごしやすい気候でホッとしました。ちょうど隣が大通りだったので、一般の列のすごさに圧倒されてみたり。会場直後ってあんな向こうに渡れない状況になってましたっけ…。 何だか久々に、コミケのすごさを実感した気がします。帰宅後、「17万人やって?」と第一声に言われたのもよい思い出です(笑) そして、今回もHzさんとスペースを一緒させていただけたおかげで、すごく楽しくかつ気分的にすごく楽でした。Hzさんも本当にありがとうございました!スペース狭くてすみませんでした…! 本を手に取って下さった皆様にも、計算で時々ブリキのおもちゃのねじが切れたように固まってしまったりしてまして、申し訳ありません…。私たちのルキジャン話に通り魔的に当たってしまった方にも申し訳ありません(笑) あと、来る方来る方に「ルキジャン描きましょうよう」と誘いをかけておまえらどんだけ…!という状況でした。イベントのテンション怖い。穴掘って逃げたいです。でも、お話ししていただけて嬉しかったです。ありがとうございました! イベント後は、ご飯会に混ぜてもらってました。基本的に関西ノリなので、引かれなかったかだけが心配でなりません…。 その上、何かもうルキジャンしか言ってなくってそろそろ自分自重せん?とこう思ったりもするんですすみませんでした!でも楽しい時間をありがとうございました! 二日目はもう一泊してゆったりと友達と遊んでもらって帰ってきたわけで。 でももう来週はインテなので、気を引き締めてかかりたいと思います。 それで、通販なのですが。 インテにももしかしたら何か出るかも知れないので、インテ前後に受け付けを始めたいなあと思ってます。 書店さんもお願いするんですが、いかんせん新刊の方もちょっと時間がかかりそうなので、タイミング的には同じくらいになるかと。またその辺も始まりましたら案内させていただきますね。 |
というわけで、久々にTEXT更新。 続き物です。長くなったので切りました。続きは脱稿後に…。 ルキーノさんの誕生日は、毎年えらいこっちゃな日程でギリギリします。ギリギリギリ。 ホントはアリーチェちゃんの誕生日もネタだけは用意していたのに書けなかったっていうヤバさ具合です。ついでに言うとルキーノも3つくらいネタ用意してたのに以下略。 自分の計画性のなさを呪うのはいつものことなんですが、本気で呪いたい。 ついでに今回の本も、書いてみたら余りの難産具合に他のネタに逃げてしまいました…。記憶喪失の三日間の話はまた、スパークのプチオンリーででも…。 楽しみにしてくださってた方がいらしたらすみません。 後、メッセさんのくるびの次のポスカも見てきました。 いや、もう一年です。はまって一年経つのに新しい物がでるたびにときめきを禁じ得ないルキジャンがすごすぎて怖い。あの一枚だけでたくさん妄想させていただきました。 とりあえずジャンさんのあれは彼シャツだと思っておきます。 |
アニバ関連は、読み終わった時点で言った言葉は「何だろうこの私得」だったのはもう仕方ないと思います。ロザーリア可愛いホント可愛いなんだこの子…! そして、本編のどっかで、ルキーノの部下がルキーノのことコマンダンテって呼んでた!かっこいい!!と一人滾った覚えがあるんですが、コマンダンテ=ベルナルドが通常であり、あっれー???なかったっけ???勘違い?一冊目にも出しちゃったんですけど!となってたのが救われてホッとした気持ちでいっぱいです。と長々書いたんですが、いやホントにどこかで呼んでたと思うんですけど、どこだったんだろうあれ。 他にもあれとかそれとか、CDのラストの台詞がどうとか、ベルジャン羨ましいとかそんな感想もあるんですが、それはまた落ち着いてからー。 いかんせんそろそろルキ誕的にも自サイトの一周年的にも原稿的にも追い詰められてきましたのでして…。 何かちまちま上げられたらなあと思うんで、頑張ってきますー。 |
ルキ誕用意するぜーとツィッター用のアイコンのカラー描いてたら、一枚で力尽きたっていう…。なのでこっちでも再利用。 ちっこいので、フィルムのように送る漫画的な物をやってみたかったけど、まずサイズが違うよねっていうやつです。 去年はルキ誕にチャットまでやっちゃったわけですが、何であんな暇があったのか全くわからない。 続々とアニバ本の到着報告を見て、ギリギリしてる次第です。 うちは明日か10日当日かなあ。 |
とらのあなさん、K-BOOKSさんで通販が始まってるみたいです。 よろしくお願いいたします。 とらのあなさん直通→ ☆ K-BOOKSさん直通→ ★ そして私は何をやっていたかというと、原稿もなんですが、1日発売の「スカーレッドライダーゼクス」をやっていました。 今週だけーと決めてたので、とりあえず今日で終了です。三人落とし終えたとこで終わりかな?後三人はまた落ち着いてから!しかし、自分の好き傾向ってあんまりかわらんのだなとおもいました…。 色々足りないとこもあるなあ、突き詰めて欲しいなあと思うところのあるゲームでしたけれど、展開とかキャラ性とか大変満足です。可愛かった! あと、文字より絵の描きたくなる作品でした。何より、音楽がものすごい好みだったので、22日発売のサントラは絶対ゲットする。 とか言ってたら、ヒジリSルートのシナリオ完成度に脱帽しました。うわあああ!これやれただけでも、このゲームやってよかった…! なんか月姫のアルクトゥルーをやったときのこと思い出します。あれが好きすぎて、結局Fate買うハメになったんだよね…。 そしてそんなことをしてたら10日までほぼカウントダウン状態に。 落ち着かなくてあんま考えないようにしてたんですが、思い出してまさに落ち着かないです(笑) この間メイトにいったときに予約票の書き下ろしポスターガン見しすぎて動けなくなり、大変怪しい人と化してました。あのポスターイラスト、すんごい表情がいいですよね。たまらない。 |
Cityお疲れさまでした! スペースに来て下さった皆様、新刊既刊を手に取って下さった皆様、話しかけて下さったり差し入れを下さった皆様、そしてお相手下さった皆様。本当に本当にありがとうございます!なんかもう、こんな風に構っていただいたこと、あまりないのでテンションいつも高くてすみません…聞かれてないことまでいっぱいしゃべって更に申し訳ないです…。 差し入れは大切にもぎゅもぎゅ食べております。修羅場と夜のお供です。本当にありがとうございます!おいしい。血となり肉とします。 一緒のスペースってことで、一番お世話になったヘルツさんにもすみませんと共にありがとうございますを贈りたい。すみませんの比重を大きく。でも、ホント、一日楽しかったです。 そしてアフターもルキジャンルキジャンルキーノずるいバカかっこいい好きとか言いまくっててすみません。すごくすごく楽しかったです。そちらもご一緒して下さったお二人さま、ありがとうございました! しかし、今回当日に会う方会う方にずっとルキジャンでガーターとか言ってたひどい思い出しかないんですが。うんでもそれも全て、白がいけない。 既刊の方は、おかげさまで記憶喪失前後編は完売いたしました。初めて書いた長編だったので、手に取っていただいた皆様に少しでも楽しんでもらえていたらよいのですが。当日感想下さった方々もありがとうございました! そして通販なのですが、今回は通販作業の手の遅さや夏コミの締め切りや色々なことを考えると、ちょっとしんどいので見合わそうと思います。待っていて下さった方がいらっしゃったら申し訳ありません。 委託書店さんにはお願いしておりますので、また、取り扱いが始まりましたら連絡させていただきますね。 次は夏コミです。締め切り見たら、リアルに『ぎゃっ!!!!!!』と長く重い悲鳴がでそうな日程でした。 今度こそ二冊出たらいいなあという戯言を呟いてみたりしますので、またしばらくおこもり期間になりそうです。 一冊は言ってた既刊の記憶喪失本の空白の3日間(本編6日目〜8日目に当たる話)なのですが、もう一冊がちょっと…特殊設定すぎて……受け入れていただけるかちょっと心配ですが、そちらも形に出来たらなあと思います。 |
特設ページを作れなかったのでここで。 帰宅するまで一番上に上がります。 2010年6月27日 ComicCity東京124 東6ホール メ-32b『ATDL』(『LSDL』のHzさんと合同スペースです) ▼新刊 「俺の可愛いブロンドちゃん」 A5/P56/500円/ R18 Sukiyakiのちりじゃこさんとの合同誌です。 私はいつものようになんかちょっとした事件的なジャンの結婚話を絡ませた話を書いてます。 人々の話す声がざわめきとなってフロアを満たしている。きらびやかな照明。華やかに装飾されたテーブル。 ちらほらと見える恰幅のいい男はどこぞの名士で、しかし横にいる女はどこを振ってみても奥方には見えやしない若い美女揃い。まあ、まれに仲のいい夫妻がいないわけではないが。 皆、思い思いに立食や会話をし、パーティを楽しんでいる。 そんな中、ルキーノは自組織のカポとワイングラスを片手に、壁の華となっていた。 ぐるぐるとワインをグラスの中でもてあそぶ。ひときわ目立つ長身と引き締まった体躯、端整な顔立ちを惜しげもなく晒しているルキーノと、女ならば皆、羨むような金髪を綺麗になでつけ、整った容姿に笑顔を載せたジャンは、人々の目を集めていた。 女によっては、あからさまなまでに秋波を送って来る者もいたが、今日のパーティはそういった趣旨ではない。自分から声をかけてくるような強者はおらず、遠巻きに眺められるばかり。それには少しばかり安堵する。 常日頃ならば、人の輪に入ってお世辞の一つでも零してくるところなのだが、どうにも気分が乗らなかった。 (俺も年かな) そんな風に思考で嘯いてみるが、幹部筆頭殿のようこそと言わんばかりの笑顔が脳裏に浮かんで、慌てて首を振った。 何とはなしに周囲に目を配る。前を通る給仕がぴかぴかと磨き上げられた銀のトレイに載せているのは、冷えたワインばかり。それもそのはず、このパーティの主催者の趣味は、ワインとそしてもう一つ。 この宴に呼ばれた主旨を思い出し、ルキーノはまるでルビーような色合いのそれを腹に収めた。 ワインは美味いものだと思う。しかしそれもつまみがあれば、の話だ。単体で飲むのならば、ブランデーやシャンパン、ウイスキーがいい。大体、立食パーティにバーカウンターすらないなんて、言語道断じゃないのか。 だが、わざわざ人の波にもまれに行く気にはなれず、ちびちびとワインで喉を潤していると、横で小さく溜息をつく声がした。視線を向けた横顔は、少し疲れの色がにじみ出ているように見える。 「……シニョーラたちに酔ったか?」 「へ? あ、ああ。そう、だな。きらびやかで目が眩みそうだぜ」 ルキーノが茶化した声をかけると、慌てて顔を上げる辺りがもう怪しい。 仕方ないな、と思う。慣れないカポ業に加えて、更に慣れない狸たちとの化かし合いだ。しかも最近、こういった集まりのお誘いが目に見えて増えた。連日、とまではいかないが、それにしたって少々数が過ぎる。ルキーノもよもや、出張から帰って来たその日に駆り出されるとは、思わなかった。 今日のところはメインイベントを終えた後で、適当な理由をつけてお暇するか、と考えたときだった。 「楽しんでおりますかな?」 出た。今日のメインイベントがそちらから寄ってきてくれた。 ルキーノはワインを口に持って行く振りをして、口の端をゆがめる。 声をかけてきたのは、パーティの主催者である男だ。おろしたてのようなタキシードに身を包み、胸を張ってふんぞり返っている。トーンを落とした色のジャケットは悪くはないが、いかんせんタイとの色彩がちぐはぐだ。もし、我らがカポがパーティにそんなチョイスをしたなら、すぐさま脱がして説教コースだ。 簡単に言ってしまえば、ルキーノと決定的なまでに趣味が合わない。そんな男だった。 だが、人柄は悪くはないのだ。合わないところにさえ目を瞑れば、付き合うのは容易い。 手にしたグラスは心得ている給仕に預け(この辺の教育はしっかりしたものだ)、右手を差し出す。心得たように男が右手で握ってくる。ルキーノは笑みを顔に載せた。 「今日のお招き、ありがとうございます。こんな華やかな場所は久しぶりでして、どうにも気後れしていたところですよ」 「ミスタ・グレゴレッティともあろう方がご冗談を。こんな端にいらしても、誰よりもご婦人の熱い視線を一身に受けていらっしゃる。目を惹く華やかさは相変わらずのようで、何よりです」 「そちらもご健勝のようで、安心いたしました。聞きましたよ? この間の話」 「ああ、あれですか。もう耳に入っているとは、さすがですな。なに、趣味が高じただけの話ですよ。――ところで、そちらの方は?」 来たか。そう思うが、悟られるような愚は冒さない。ここら辺は様式美のような物だ。ドン・グレゴレッティと一緒にいる金髪の男。それだけで誰なのかは、一目瞭然のはずなのだから。 「ああ。あなたとは初めてでしたか…」 そっとジャンの背中に右手を添え、前に出てもらう。そしてルキーノ自身は一歩引くと、後ろについた。主人を前にした、従者のように、だ。 体が交錯した一瞬、ジャンと交わしたアイコンタクトには苦笑が載せられていて。綺麗に押し隠したつもりだったが、相手に対する感情を読み取られたらしい。 「ボス。こちらが、このパーティの主催のミスタ・ザネッティです」 「おお、あなたが!」 『ボス』。その言葉に、男は目を丸くして大袈裟なジェスチャーで驚いた。――これも様式美だ。化かし合いの初手。ジャンはそのレールに乗っかって、口の端に笑みをたたえる。そして優雅な仕草で右手を差し出した。 「初めまして。ジャンカルロ・ブルボン・デル・モンテです。お噂は、会長たちよりかねがね。この間のホールも、ミスタ・ザネッティの仕事だとか。そんな方にお会い出来て光栄です」 そう言って、にっこりと笑ってみせれば、男の機嫌は目に見えて上昇した。この、オヤジキラーめ。そっと肘でつついてみせると、ジャンはザネッティに気付かれないように、得意げな顔でこちらを見る。 赤点どころの話ではない。文句なしの及第点だった。 立ち振る舞い、そして堂々とした態度。初めてこんなパーティに来たときは、薄皮一枚を纏ったわんわんが何とかやり遂げた感があったが、今はつねっても痛くないようなぶ厚い皮で覆われている。 数をこなせばそのうち馴れるだろうとは思っていた。だが、それは存外早かったらしい。大したものだ、とルキーノは心の中で賛辞を送る。余り口にすると調子に乗るから、まだ心の内に押しとどめておくのだが。 男は上機嫌でジャンに話しかけている。それを見る人々。 ザネッティは、襲名式にこそ出なかったが、デイバンではそれなりに名の売れた人物だ。これで、ミスタ・デル・モンテの名前も更に上がることだろう。上の方にいる人物達の間で、噂が広まるのは、驚くほど早い。 満足のいく結果を得られたルキーノは、カポとお暇する機を窺っていた。だが、話の切れ目が見えない。まるで、用意されたシナリオを順に読み上げるように、ザネッティはジャンに話しかけ続ける。 そろそろ、ルキーノが無理にでも間に割って入ろうか考えたときだ。 女が一人近づいてくるのが見えた。 その姿を見た途端、ルキーノは舌打ちしたくなった。 この場にいる誰よりも華やかな装い。その証拠に、女が歩く周囲の同姓たちがルキーノに対する物とは別の意味で振り返っている。その女はルキーノを見ると、まるで恋する少女のように頬を染めた。いや、比喩ではなく、確かに彼女はルキーノに恋をしているのだ。それを知っているからこそ、出くわす前にご辞退願いたかったのだが。 女がルキーノへと近づいてくる。だがそれは、ザネッティの手によって止められた。まるで、おまえはこちらだ、と言わんばかりに。 おや? とルキーノは片眉を上げた。 そのまま、後ろ髪引かれる女をそっちのけで、ザネッティはジャンを引き合わせる。嫌な予感。 「ああ。ミスタ、こっちは私の娘でクレアと――」 上機嫌な男。戸惑うその娘。 ルキーノにはもはや、ザネッティの言葉など聞こえなくなっていた。ジャンの背筋はすっきりと伸びて、先ほどまでの疲労感や憂鬱さは嘘のように隠されていて。 そうして、娘の肩を抱く父親の目の中に、ジャンの姿と打算を認めたとき。ルキーノの中で、予感は確信に変わった。 ▽既刊 「Spring has come」 A5/P20/200円/ R18 5月のインテックス大阪で出したコピー本です。エイプリルフールを中心にした春の話。 「Se son spine pungeranno」 A5/P60/600円/ R18記憶喪失本(後編) 「Se son rose fioriranno」 A5/P50/500円/ R18記憶喪失本(前編) 以上です。 「Se son rose fioriranno」と「Se son spine pungeranno」の残りは、ちょみっとだけです。後編がなくなった時点で前編も下げます。 雨とか湿気とかがすごいことなってますが、明日、笑顔でお会いできますように! |
新刊はこれは出るんじゃないかなあって思います。 でもまだちょっと油断ならないので、ドキドキしながら当日会場に向かおうかと。 詳しいことはまた後で上げに来ますね。 相変わらずひどい修羅場過ぎてツィッターでもちょっと泣き言垂れ流したりしたので、つ、次こそはもっとちゃんと…! |